土地活用の選択肢はいくつかあります。そのひとつがアパート経営ですが、これから不動産投資を始めようとしている人や経営を始めて日が浅い人にとっては、経験豊富なオーナーからアドバイスをもらいたくなることもあるのではないでしょうか。

そこで、気軽に相談できるオーナーがいる人がどれくらいの割合になるのか、アンケートをとってみました。どんな結果が出たのか、さっそくご紹介しましょう。

※1番多い回答「その他」を除く

気軽な相談相手がいない人が大多数

アンケートの結果、「いいえ」という回答が過半数となりました。

・そのオーナーへのコネクションを作れて居ないのが一番大きな部分。現代なら作ることは難しくは無いかもしれないけれど。(20代/男性/会社員)

・周りにいないため相談が出来る相手がいれば是非いてほしいと思う(20代/男性/会社員)

・知り合いに気軽に相談できるオーナーはいないので仲介業者を交えて相談している。(20代/男性/自由業・フリーランス)

約7割の人に気軽に相談できるオーナーがいないが、相談相手はぜひ欲しいという傾向が見て取れました。アパート経営をしている(興味を持っている)人どうしで交友関係を結び、かつ気軽に相談できるほどの関係になるのは意外と難しいのかもしれませんね。不動産の仲介業者に相談しているという意見からは、アパート経営では知識や経験がかなり大切であることがうかがえます。

相談相手は親族や友人が多い傾向が

アンケートの結果、「はい」という回答は31人でした。

・友人の父親がアパート経営しているのでいつでも話を聞きに行くことが出来ます。(40代/男性/無職)

・マンションを経営している友人がいます。ノウハウをかなり持っていますので力になってくれると思います。(40代/男性/会社員)

・近い親族で、実際にアパート経営をしている人がいるので、いろいろと教えてもらっています。(50代/男性/会社員)

気軽に相談できるオーナーがいるという回答からは、相談相手とのあいだに親族や友人などの人間関係がすでに構築されている様子がうかがえました。「気軽に相談できる」という条件をクリアするためには、ある程度親しい関係である必要があります。そのため、付き合いが長く接触する機会が多い親族や友人などが相談相手に浮かびやすいのかもしれません。

親戚・友人に経営者がいると心強い

アンケートの結果、気軽に相談できる相手がいない人が大多数だとわかりました。しかし相談相手が不要なわけではなく、相談相手を望んでいるのが実情のようです。一方、相談相手がいると答えた人は、親戚や友人などの親しい関係者に相談している例が多いことがわかりました。気軽に相談するためには、相手とかなり親しくなっている必要があるでしょうから、知り合ってから日が浅い知人には相談しにくいことがうかがえる結果となりました。

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】男性 【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49 50 – 59 60
■調査期間:2016年03月10日~2016年03月24日
■有効回答数:100