皆様、こんにちは。
5月に入って、2018年もそろそろ折り返しの時期になってきましたね!
今年で投資デビューした方もいらっしゃれば、もうすでにデビューしている方、そしてまだデビューされてない方もいらっしゃると思います。そんな皆様に、少しでも投資をする上でお役に立てる情報を、本日も発信していきたいと思います。
本日は、2018年からスタートしたばかりの「つみたてNISA」についてお話させて頂きます。最近新聞などでもよく取り上げられており、初心者の方でも始めやすいおすすめの人気の運用の一つです。
つみたてNISAとは?
つみたてNISA(少額投資非課税制度)とは、積立て投資をする場合に年間40万円を上限として最長20年間、運用益や分配金に対する約20%の税金が非課税になるという画期的な内容です。これを枠いっぱい続けた場合、最大800万までの元本に対する利益が非課税になります。
このつみたてNISAの特徴としては、投資対象として低コストの投資信託をラインナップに選定されていることです。これまで業界で需要の高かった毎月分配型や手数料が高い投資信託は、つみたてNISAの対象外です。
長期投資に向かないと考えられる商品が排除された事で、「つみたてNISA」を利用する人が安心して商品を選べる環境が整ったと言えます。そして、日本に住む20歳以上の人なら誰でも利用できるため、若い人はもちろん、80歳以上の方でも長期投資をする事ができるのです。
人生100年時代、何歳からでも投資デビューできるのが「つみたてNISA」のおすすめするポイントです。
そして、つみたてNISAとは別に、「NISA」という制度もあります。よくお客様から「つみたてNISA」とどう違うの?と質問を受けるので、簡単にお話させて頂きます。
「つみたてNISA」と「NISA」の違いは?
「つみたてNISA」との大きな違いは、<上限額、非課税期間、運用商品の種類>の3つです。
「NISA」は年間120万を上限として最長5年、最大600万までの元本に対する利益が非課税になります。そして運用商品は、リスク性商品も多く取り扱っているので、「つみたてNISA」より選べる商品本数が圧倒的に多いです。
どっちをするのがおすすめなの?
結局どちらを選ぶかは、結構難しいところです。一番は、自分に合う運用の形を選ぶ事が大事です。
「つみたてNISA」は、運用初心者の人におすすめで、リスクを小さくしながら、長期でコツコツと資産を増やしたい人向けです。
「NISA」は、投資上級者の人におすすめで、まとまった資金を運用したり、短期でリスクを取ってでも大きな利益を出したいという人向けです。
以上のポイントをふまえた上で、ご自身に合った方を選択して、今の生活に無理のない範囲で、「まずはやってみる」という事が大事です。
自分の将来は自分で守る
これから100年時代がくると言われていますが、年金が受け取れない、または受け取れる金額が少なくなる可能性が非常に高いです。
この「つみたてNISA」が発足した背景にも、金融庁の「国民の安定的な資産形成を実現しなくてはならない。」という問題意識があるからです。という事は、自分の将来の資産は自分自身で作っていかないと、国は保障してくれないのです。
日本は、他の国と比べてまだまだ投資の文化が根付いていません。
この「つみたてNISA」が、いろんな年代の方が投資を始めるきっかけになる事で、日本に投資の文化が根付いていくチャンスだと感じています。投資を始めようという方が増える事で、同じ長期投資としての「不動産投資」も、より多くの人に知って頂けるようになっていくでしょう。
もちろん「不動産投資」でなくても、運用商品はたくさんあります。
まずは自分に何が合っているのかという事を知る為にも、セミナーに参加をしてみたり、「行動をする」という事が大事です。長い時間を使う事で、より有利に運用をする事が出来ます。運用をスタートするのを迷っている方は、「今」がスタートするタイミングかもしれません。
平井
【記事筆者】
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