投資をする際に、投資基準となるのはやはり利回りだと思います。
多くの人は、高利回りを求めることが多いと思います。
高利回りを求めるほど、リスクが高くなり、思わぬ罠も存在します。
今回は、その点を踏まえた不動産投資の利回りについて解説していきます。
三大メガバンクとゆうちょ銀行の普通預金と定期預金の金利
普通預金 | 定期預金 | |
三井住友銀行 | 0.001% | 0.010% |
三菱東京UFJ銀行 | 0.001% | 0.010% |
みずほ銀行 | 0.001% | 0.010% |
ゆうちょ銀行 | 0.001% | 0.025% |
ご覧の通り、リスクは低いかと思いますが利回りには期待できません。
最近ではマイナス金利の導入など、今後普通預金の金利が上がることは考えづらいのではないでしょうか。
利益を得る点で言えば、不動産投資には及びません。
不動産投資の利回り
- 物件の立地や条件によって差はあるかと思いますが、都内の物件を対象とした場合、築年数が10年以上の古いマンションで実質利回りは5~6%、
10年未満の築浅マンションで実質利回り3~5%の物件が多いようです。
- 不動産を購入する際の注意点は、明らかな高利回り物件です。特に、地方で売れ残っている高利回り中古物件には
- 何かしらの問題があると考えておいた方が良いでしょう。
- どんなに利回りが良くても、借りる人がいなければ利益にはならないので、安定した収入が得られるようなリスクマネージメントが必要です。
危険な高利回り物件を選ばない為の見極め方
まず初めにすることは、家賃相場を調べてください。
明らかに家賃が高い場合にはリスクが高いです。
大手賃貸サイトなどで、物件のある駅名と条件を照らし合わせ、
最安値からどのぐらいの開きがあるかで入居率は変わります。
高利回りで都合の良い条件があるとすれば次のどれかに該当するケースが多いです。
・売りに出している人が早急に売却したい
このパターンで考えられることは、
売主が早急な資金を要する場合などが挙げられます。
売りに出されている売却理由を確認してみるのもいいでしょう。
・見た目が汚いなどの理由により空室になるリスクが高い
オーナーからすると、
空室が目立つことにより早く手放したいと思っている場合があります。
しかし、ちょっとしたリフォームを施すことによりきれいで住みやすいお部屋となり
空室になりづらい安定した物件にすることもできます。
旧オーナーが改善せずに格安で売却されることも多いパターンです。
・値段の付け間違い
収益不動産にあまり知識のない不動産業により、
相場より安く売り出されることもあります。
不動産投資会社を使うことで効率良く優良物件が見つかる
優良物件はやはりすぐに売却されてしまいます。
投資用不動産を探す際にポータルサイトを利用するのはあまり賢い方法ではありません。
それは、物件情報の更新頻度が低いので、売却済みになってしまうケースが多いからです。
優良物件を見つけるのであれば、事前に不動産投資会社に依頼するのがいいでしょう。
業者の場合、常に情報を更新しているので最新の情報が入ってきます。
不動産投資会社を上手に利用し、優良物件を見つけるのが効率の良い方法と言えます。
【記事筆者】
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