不動産投資を行う際は多くの場合銀行で融資を受けて始めます。せっかく不動産投資を始めようとしても銀行の融資が通らなければ叶わないこともあり、融資が通るかどうかは非常に重要なポイントです。そこで今回は不動産投資を行う際、銀行で融資を受けるためにはどのような条件が必要か、またどのような人が融資に通りやすいのかをアンケートにまとめてみました。

速やかな融資実行のためには本人の収入と保証人の収入が大切!

アンケートの結果本人の収入と保証人の収入が安定していることが大切という意見が最も多く、続いて本人の人柄や返済計画に無理が無いかなどが大切とする意見が目立ちました。
・将来にわたり安定的な収入があることです。医療系の仕事をしていると通りやすいと思います。(30代/女性/公務員)
・自己資金をどれだけ多く用意することが出来るかと、年収がいくらあるかだと思います。(60代/男性/契約派遣社員)

 

・やはり、公務員や大企業に勤めているサラリーマンなどのような、安定した収入がある程度保証されているような場合。(40代/男性/パートアルバイト)
・自己資産比率が重要なファクターであると理解しています。どれだけ資産があるか。(50代/男性/公務員)
・保証人がしっかりとしていることが一番重要な条件なイメージがします。(30代/女性/パートアルバイト)
・保証人がしっかりしているか、ちゃんと担保があるのか、不動産が将来的に安定して収入が見込めるかだとおもいます。(30代/男性/会社員)
・安定した職業についていること。手持ち資金が十分あること。借りる金額が少ないこと。返済計画にゆとりと見込みがあること。(40代/男性/会社員)

銀行から融資を受ける際は融資を受ける本人の信頼が何よりも大切で、安定した企業に長く勤めていること、安定した収入があること、ある程度の資産があること、また借金がないことなどを上げる人が多くいました。

また、本人の収入と同様にしっかりした保証人がいることや無理のない返済計画を立てられるかを挙げる人も多く、無理のない範囲で借り、しっかり返済できる人が融資を受けやすいという結果になりました。融資を受ける際は長期の返済に支障をきたさない安定収入と返済計画は何よりも大切であり、無理のない範囲の借入れ額であることも重要です。

返済計画をしっかりたてて無理のない融資を目指そう!

融資を受ける際はどうせ借りるのだから多めに借りておこうと思うこともあります。

しかし、多めに借りてしまうとその分利息が嵩(かさ)み、返済がきびしくなることもあります。アンケートでも出来るだけ自己資金をしっかり作ることが大切だとする意見が目立ちました。無理のない返済計画を立てられる範囲で融資を受けることが最も大切です。自分の収入が安定しないうちや、返済計画に無理のある場合は融資を見送ることもしばしばあります。まずは専門家のアドバイスを受けて、本当に必要な資金を計算してみましょう。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年06月20日~2016年07月04日
■有効回答数:100サンプル