不動産投資の知識がない人は、今回書く記事を読んでいるとこれからにきっと役立てることができると思います。

おおまかなメリットとデメリットについて理解できるかと思います。

まず、はじめに不動産投資には利益を得る方法が２種類あります。

これは、あらゆる投資においてもこの方式に分類されます。

不動産投資で利益を得る方法

・インカムゲイン方式

不動産を借主に賃貸して、家賃収入から利益を得る方式。

 

・キャピタルゲイン方式

投資用の不動産が安い時に購入し、価値が上昇した時に売却し、その差額で利益を得る方法。

 

主にこの２点ですが、最近はインカムゲイン方式で不動産投資をしている方が多いです。

これを踏まえたうえで次にメリット、デメリットを見ていきましょう。

 

メリット

  1.  
  2. ・安定した収入の確保
  3. 家賃収入を得ることによって、安定した不労所得を得られます。
  6. ・私的年金の代わり私的年金とは、一般的には保険会社などが販売している個人年金保険を指します。

    公的年金では、老後が不安だと思いますので同時に不動産収入を得ることで私的年金の代わりになります。

     

    ・生命保険の代わり

    投資不動産をローンを使って購入する場合、団体信用生命保険に加入することが義務付けられています。

    銀行ローンの場合は、保険料は金利に含まれている場合が多いです。

    このことから、ローン返済中に死亡した場合は保険から支払われるので

    死亡保険の代わりになります。

  7.  
  8. ・所得税の節税効果不動産収入で得た収入から、減価償却費、ローン金利、管理費、手数料などを経費として計上することで、確定申告時に払いすぎた税金の還付等があります。

    ・相続税の節税対策

    現金を建物に替えた場合半分以下の評価になります。

    節税対策前と後では相続される金額が大きく違います。

デメリット

・ある程度の資金がないと投資できないので借り入れが必要

借り入れの返済があるので、初めのころは儲け分が少なくなることがあります。

 

・空室リスク

空室があれば当然賃貸収入がなくなります。空室の主な原因は、立地と賃料設定なので専門家のアドバイスを参考に投資しましょう。

 

・老朽化のリスク

建物の老朽化により、入居者が退去した際に新たな入居者が決まりづらいこともあります。物件を良好な状態で維持するために検討しておく必要があります。

 

・不動産価格の下落

投資したときよりも不動産の価格が下落した場合には損失がでます。優良物件を選ぶことや運営管理によってリスクを回避しましょう。

 

・金利の上昇

ローンを利用した場合に、変動金利を選択した場合には金利上昇により予定利回りより減少する場合があります。

安定した不動産投資を行うために

いかがでしたでしょうか。

あらかじめメリットとデメリットを理解していれば、

事前にリスク回避ができますし、安定した不動産投資ができるのではないでしょうか。

また、不動産投資をする上での色々な判断基準にも繋がります。