マンション経営に関心がある人もそうでない人も、欲しいとは思っていないのにしつこく電話で勧誘されるのは迷惑電話に他なりませんよね。しかも、場合によっては自分が全く知らないエリアの物件を勧められることがあるそうです。

そこで、マンション経営の電話勧誘を受けたことがある人を対象に、どこの地域のマンションを勧められたかをアンケート調査しました!

電話勧誘は人気のない地域の売れ残り物件を勧めてくることが多い

アンケートの結果、大都市周辺の物件が多く、次いで田舎や自宅の近くなどという回答が目立ちました。

・鹿児島県に居住していますが、自宅から離れている東京や大阪の物件を進められました。(30代/男性/会社員)

・辺ぴの温泉権利付きの物件を格安でと勧められましたが、維持費、不便さを理由に断りました。(20代/男性/学生)

・よくわからない田舎の方の物件でした。人気がないので押し付けようとしているのでしょう。(40代/男性/会社員)

・自宅周辺の駅の近くの中古マンションの経営勧誘の電話があった。土地勘あったので丁重に断った。(40代/男性/会社員)

・あまり治安の良くないところや、地盤沈下が起こりそうなところを勧められたりしました。(30代/男性/自営業(個人事業主))

マンション経営の電話勧誘では、実際に自分が住んでいる地域ではなく、遠い場所にある物件を勧められることが多いようです。都会を勧める際には便利さを、地方を勧めるときには温泉などの魅力を出すようなので注意が必要です。

売れ残りや治安がよくないエリアの物件を電話勧誘で売ろうとしているのではないかという指摘もあるので、マンション経営に興味がある人は慎重に電話対応をすると良いでしょう。

自分で良いマンションを探しに行こう

以上のアンケート結果から、不動産経営の電話勧誘にはリスクが多く潜んでいることがわかりましたね。電話勧誘をする人はその道のプロなので、口車に乗せられないように毅然とした態度で断るようにしましょう。

真剣にマンションを持ちたいと考えている人はかかってきた電話についていくのではなく、自分の足で利益が出る物件を探し歩くことが大切なのかもしれません。その方が投資に失敗したときも納得できるでしょうし、何より次に生かせる勉強にもなるでしょう。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年05月10日~2016年05月24日
■有効回答数:100