最近テレビ番組でも、よくシェアハウスの紹介など目にするようになったと思います。様々なメディアにも取り上げられるということは、ある程度需要があるからでしょう。実際のところシェアハウス経営は儲かるのか気になるところだと思います。

シェアハウスとは?

シェアハウスとは、一つの物件に対して複数の人で共有して住むことです。具体的には、台所やリビング浴室等共有スペースとしてシェアしますが、一人ひとりの個室はプライベート空間として利用できます。もともとは、ファミリータイプのマンションや一戸建てを節約目的、また複数人で賃貸することを目的として生まれました。シェアハウス市場は、2013年を基軸とすると8年間で約10倍に拡大しており今後も需要はあるでしょう。

シェアハウスのメリット・デメリット

メリット

シェアハウスは若者を中心として、コミュニケーションをとりながら繋がりを持てます。また、マンションと同等の設備で通常の相場より安く借りられる点でも、人気の理由にあげられるでしょう。不動産投資をしている側のメリットとしては、収益性が高い点があります。一つの物件を複数に貸し出すことで、複数の収入源を確保できることが利点です。

それは、同時にリスクマネジメントとしても有効になっており、複数人で住んでいるので完全に空室になるというリスクを回避することができます。

デメリット

コミュニケーションをとりながら住むことになりますが、入居者同士のトラブルが起きることもあります。

設備などの対応も多くなりがちで、管理体制もしっかりとしていなければならないので、オーナー自ら管理するのは難しいでしょう。

そこで、管理業者に委託することになるかと思いますが、そうなった場合には、一般の賃貸管理より委託料が高くつくことが多いです。

シェアハウス経営をするにあたって

シェアハウスをそのまま販売している不動産会社は少ないので、中古物件を購入した後にリノベーションするのが一般的だと思います。

物件を購入するときには、リノベーションの費用とシェアハウス向けの間取りなのかを十分に考慮して購入するべきでしょう。

今後も期待できるシェアハウス

不動産投資をする方法として色んな切り口があるかと思いますので、シェアハウス経営というのもおもしろいと思います。

管理体制と安定した利回りが見込めるのであれば、引き続き今後も需要はあるのではないでしょうか。