不動産投資家で成功したいと考えている人は、まずは成功者の真似から始めることをおすすめします。

すでに成功して実績をあげている投資家のノウハウを盗むことで、効率的に成功に近づけるでしょう。

そこで、成功している不動産投資が気をつけていることについてご紹介します。

☆売値と物件の価値の差を見抜く

「利は元にあり」という言葉がありますが、これはそのまま不動産投資にも当てはまります。

この言葉は、商売をする場合、より有利な仕入価格で購入できれば利益を生み出しやすいという意味です。

不動産物件を購入する場合、その物件が持っている価値の方が売出し価格よりも高ければ、購入後の不動産投資は上手くいく可能性が高いです。

そのため、不動産投資で成功している人は、魅力的な物件に出会っても、売り出し価格が高いと判断すれば無理してまで購入しないのが一般的です。そういった行動の積み重ねが不動産投資の成功につながっていくということでしょう。

☆指値の必要性

指値とは、売手に対して具体的に購入金額提示をした上で購入意思を伝えることをいいます。成功している不動産投資家は、物件購入時に必ず指値をするといわれています。

つまり、売り出されている価格条件をのんで、そのまま購入することはないということです。

売り出し価格は売手の希望価格です。

その価格は、物件価値を正しく反映しているとは限りません。

そのため、売り出し価格よりも低い価格で指値をするのが、成功している不動産投資家の戦術です。

また、指値をすることで、興味がある物件について購入意思があることを売手に伝える効果もあります。

結果として、売手側の真剣に取引を成立させようという行動を引き出すことにつながっていきます。

☆既に入居率が高い物件を選りすぐる

不動産投資の基本は、物件を手に入れて賃貸にまわし、キャッシュフローを手にすることです。

そのため、不動産を手に入れたあとは、その賃貸収入をできる限り最大化する必要があります。

例えば、アパート投資を行う場合、入居者がいなければ家賃が入ってきません。

そのため、アパート投資においては、空室リスクに気をつける必要があります。

その点、物件購入時点で既に入居者で埋まっている物件を手に入れることができれば、スタート時点の空室リスクを回避できることになります。

不動産投資は、入居率の高い物件を狙うのが成功のためのポイントです。

☆立地と築年数どちらが重要？

中古物件を購入する場合の代表的な要素としては、立地と建物の築年数があげられます。

不動産投資の成功者は、不動産物件を選択するときにどちらを重要視しているのでしょうか。

考え方は様々ですが、多くの成功者は立地を優先しているといわれています。

理由は、建物は建替えたり、リノベーションをしたりすれば価値をあげることが可能ですが、立地は変えられないからです。

もちろん、築浅で投資価値に見合う物件があれば、築年数を重視する場合もありますが、変えられない立地が良いかどうかが投資物件選択のポイントになることを理解しておく必要があるでしょう。

☆購入後の管理

特に、賃貸アパートや賃貸マンションへの不動産投資の場合は、物件購入後の管理も重要なポイントです。不動産投資で成功している人は、管理にも手を抜きません。

物件の管理状態が良ければ、入居率の上昇も期待できますし、売却時にも有利な価格で売却することにつながります。

物件のすべてを自分で管理する自己管理方式という選択肢もありますが、自己管理方式をとってしまうと、自分で対応できる範囲が限られますので、やはり管理会社に物件管理を依頼するのが一般的です。

そのため、優秀な管理会社を選ぶことが投資の成功のための重要な要素となります。

不動産投資に成功したい人は物件購入だけでなく、管理にも気を配ることを忘れないようにするとよいでしょう。