アパート経営やマンション経営などの不動産投資が注目されています。それらの物件への投資が人気なのは、入居率を上げることで安定した収入が期待できることですよね。不動産投資を始めるためにはしかるべき資金が必要ですが、不動産投資ローンに助けられる部分も大きいのではないでしょうか。ローンの返済にともない利息の支払いが生じます。しかし、現在借りているローンよりも低金利商品が出てくると返済額の軽減が期待できるかもしれませんね。そこで、不動産投資ローンの金利が安くなるとわかったら借り換えるかどうかについて、男女100人を対象にアンケートを取ってみました。

【一番多い回答(※「その他」を除く)】

借り換えに積極的な人が多い!支払いが楽になり改修費用の捻出も

アンケートの結果、「はい」と答えた人のほうが多く、全体の64%を占めることがわかりました。
・ローン金利が安くなると、将来的に負担が軽くなるので助かるから。(60代/女性/専業主婦)
・金利が下がれば、キャッシュフローが改善すると思うので、リノベーションなどの資金も調達できそうなので。(30代/女性/自由業・フリーランス)

 

・処理は面倒ですが、不動産の金額は大きいので 数パーセントの違いでも大きな金額になるから。(30代/男性/会社員)

 

・住宅ローンに比べると諸費用は少ないようなので、積極的に借り換えを検討します。(30代/男性/パートアルバイト)

 

・少しでも金利が安い方が良いので、まずは話を聞いた上で借り換えを検討したいと思います。(40代/女性/専業主婦)

 

64人の男女は、借り換えを考えているようです。金利が安くなると支払いも楽になり、改修費用の捻出にも役立ちますよね。手続きの面倒さはあっても、金利負担が軽減できるメリットのほうが大きいとの意見もみられました。住宅ローンの諸費用よりも少ないのでは?とのコメントも寄せられています。

このように、低金利のローンが出てくると、借り換えに積極的な傾向がうかがえました。ただし、話に納得した上で借り換えたい人もいることから、行動に移すためには冷静な判断が必要かもしれませんね。

【二番多い回答(※「その他」を除く)】

金利推移への不安や手続きの面倒さから借り換えに消極的な人も

アンケートの結果、36%の人は「いいえ」と応えたことがわかりました。

 

・金利が安くなるのは魅力的ですが、安易に乗り換えるとそれなりのリスクもあると思います。(20代/男性/学生)

 

・金利が安くなると言ってもそれがずっと続く保証がないからです。(30代/女性/専業主婦)

 

・借り換えることにより生じる手数料などの費用を差し引きすると、本当に経済的に得かどうか分からないから。(40代/女性/その他専門職)

 

・金利がすこいやすくなったとしても色々な手続きの面倒さなどを考えると大変そうなので多分しないと思う。(40代/男性/パートアルバイト)

 

36人の男女は、借り換えを考えていないようです。金利が安くなるメリットを感じながらも、リスクを懸念する意見がありますよね。低金利で推移するかどうか心配する回答者もいるように、金利のタイプを選ぶときは慎重にすべきかもしれません。借り換えの面倒さや手数料の支払いを考慮すると、実際にお得かどうか迷う人もいるようですね。このように、先行きが不透明、手続きが大変などのマイナス要因があり、ローンの見直しに消極的な様子がわかる結果となりました。

ローンの借り換えにともなう利点や課題の捉え方が反映!?

アンケートの結果、金利が安くなれば不動産投資ローンの借り換えに前向きな人が多いことがわかりました。借り換えることで月々の返済額が軽減できるだけでなく、浮いた分を建物の改修などに充当することも可能ですよね。借り換えの手続きは大変ですが、それを上回るメリットがうかがえました。一方、借り換えに消極的な人は、諸手続の面倒さに加えて、金利が不安定なことに不安を抱いているようですね。

このように、ローンの借り換えにともなう利点や課題は多くの人が考えることですが、それをプラスに捉えるかどうかが回答に反映されているのかもしれません。不動産投資を検討している人は、これらの意見をヒントにしてはいかがでしょうか。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年08月18日~2016年09月01日

■有効回答数:100サンプル