不動産投資というと、アパート一棟を購入したり、ワンルームマンションを買ったりするイメージが強いですが、それ以外の投資方法があります。それはREITへの投資です。REITには実物不動産投資とは違ったメリットがありますので、実物不動産投資は無理だと思っている人は、REITでの投資を考えみるといいでしょう。そこでREITについてご紹介します。

☆REITは実物の不動産投資とどこが異なる?

REITとは

リアル・エステート・インベストメント・トラストの頭文字をとった略語で、不動産投資信託と訳されます。

投資信託とは

多くの投資家から資金を集めて、投資家に代わってプロがその資産を運用し、運用益が投資家に分配されるタイプの金融商品です。

投資信託の投資対象は株式や債券などが有名ですが、実物賃貸不動産に投資するタイプの投資信託がREITです。

REITとは

リアル・エステート・インベストメント・トラストの頭文字をとった略語で、不動産投資信託と訳されます。

投資信託とは

多くの投資家から資金を集めて、投資家に代わってプロがその資産を運用し、運用益が投資家に分配されるタイプの金融商品です。

投資信託の投資対象は株式や債券などが有名ですが、実物賃貸不動産に投資するタイプの投資信託がREITです。

 

REITを購入すれば、実際の不動産管理のための登記や管理をする必要がありませんので、賃貸アパート経営等と比較すると手間がかからないメリットを享受できますし、空室リスクにおびえることもありません。

資金だけ出してデータ上で管理する形で投資ができますので、簡単である点が魅力です。

☆REITは国内だけじゃなく海外の物件も対象になる?

では、REITの投資対象にはどんなものが含まれるのでしょう。まず、J-REITの投資対象は、いまのところ日本の賃貸不動産物件となっています。賃貸マンションや賃貸オフィスビルだけでなく、ホテルや倉庫、ショッピングセンターなども投資対象になっています。
また、グローバルリートタイプの投資信託に投資すると、実質的に世界中の不動産物件から生まれる利益を手にすることも可能です。日本で設定されているグローバルリートは、集めた資金を投じて海外各国で上場されているREITを購入します。各REITからの分配金がグローバルリートに入ってきますので、それを投資家に分配するのです。

世界中の賃貸不動産に分散投資できる点が魅力ですが、注意点もあります。

1 為替変動の影響を受ける

当然のことながら外国の不動産収入やリートの分配金はそれぞれの外国通貨がベースになります。その金額を日本円に換算することになるため為替変動の影響を受けるのです。

2 分散割合を自由に変更しにくい

世界各国にREIT市場はありますが、アメリカの市場規模が圧倒的に大きくなっています。そのためグローバルリートを購入するとアメリカへの投資割合が多くなることは知っておく必要があるでしょう。

☆REITの投資信託を購入するならどんな金融機関がおすすめ?

REITは多くの金融機関で扱っていますが、銀行よりも証券会社の方が取り扱っている投資信託の種類は多くなります。

また、同じ証券会社でも規模が大きい会社の方が取扱っている種類が増える傾向にあります。
そのため、さまざまな不動産投資信託の中から自分に合ったものを選びたいと考えている場合、

規模の大きい証券会社で口座開設をして投資することをおすすめします。

また、自分が購入したい銘柄がハッキリしていて、自分が使いやすい金融機関でその取扱いがある場合は、慣れている金融機関で投資しても問題ないでしょう。