皆さんは、保険に加入はしていますか
そして、保険に加入している方はその保険についてご存知でしょうか。
自分が加入している保険の内容については知らずに、何となく保険料だけ支払っている方が多いのではないでしょうか。実はこれは危険な状態です。保険で自分の身を全て守れるわけではありません。
むしろ、加入している保険が意外と「金食い虫」状態の場合もあります。
独身に高額死亡保障は必要?
例えば、独身の23歳の男性(Mさん)がいるとしましょう。その男性が1種類の保険に加入しようとしています。その保険の内容とは、死亡保障がメインの保険です。Mさんがどのタイミングで万が一のことがあったとしても保険金として3,000万円が遺族にお支払いされるという内容の保険です。この保険の毎月のお支払いは8,000円で掛け捨ての保険です。
よく考えてみてください。23歳の独身のMさんに万が一のための高額な死亡保障は必要あるのでしょうか。現状では、残される家族は主に両親になるでしょう。そもそも、両親はMさんよりも長生きする可能性は一般的に考えると少ないですよね。それにもかかわらず、万が一の状況のみを考えた保険の内容が活躍するタイミングは多くはないでしょう。それであればその保険にまわす8,000円をほかの運用商品や保険の中でも貯蓄型の保険に回してあげるのはいかがでしょうか。
そうすることによって、毎月8,000円のお金が働いてくれることになり、将来、Mさんがご結婚したときなどまとまった資金が必要になった際に役に立ちます。
保険もなんとなく入るだけではなく、ご自身の生活環境やご年齢、ライフプランなど様々な状況を考えながら保険にも加入していかないといけません。
月に2,000円の保険が家計を助ける
また一方で、しっかりとしたプランニングを元に設計された保険の加入はその人を守ってくれます。
私も保険のおかげで救われた1人です。
学生時代、私は毎日大学までバイクで通っていました。往復で1時間ほどの道のりを雨の日以外は常に通っていたので、危ないと感じる場面も多々ありました。特に自分では意識することはなかったのですが、母にバイクに乗る機会が多いのだからと勧められ、強制加入の自賠責保険ではなく、任意の保険に2,000円ほどで加入しました。
ある日、時間がぎりぎりになり、いつもの通学路が混んでました。それでもバイクなので、気にせず隙間を抜けて走っていると、急に車が出てきて正面衝突。勢い余って、自分はバイクから投げ出されました。幸い軽く足を縫う程度の怪我で済みましたが、お互いの車もバイクも大きく損傷するような事故に遭いました。今、振り返って考えると自分の運転が悪いのですが、命に別状がなかったのは本当に有難いことでした。
しかし、自分に怪我はなかったのですが、バイクと車に大きな損傷があったのでその修理代が必要になります。ここで、意外と落とし穴があり、お互いの負担額は15対85(私が15で車側が85)ですが、壊れてかかる費用は車のほうが高くつきます。そのため、バイクの修理費用よりも車の修理費用を払う私のほうが高くついたのです。私の家庭は裕福ではなく、その時、保険に加入していなければ、相手は高級車だったため、数百万単位の修理費が一気にかかることになっていました。
ほんの2,000円くらいの保険が私たちの生活を守ってくれたのです。このように、自分の生活状況で必要になる可能性がある保険はあるのです。
最後に
まとめると、保険は私たちの生活を守ってくれる、支えてくれる一方で、逆に自分の生活の首を絞めることになる可能性もあるので、しっかりと見直しや自分にあった商品を見つけていきましょう!!!
高田
【記事筆者】
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