はじめて投資を始める方へ
投資はギャンブルではない
投資のことをギャンブルだと考えていませんか?特に日本では、「投資は危ない」といった考え方や「怖いな」と思う方、消極的な方がかなり多いように感じます。また一方で、貯金することを良しとする風潮がまだまだ根強いため貯金をメインにすることが多いと感じます。しかし、その考え方は間違っているかもしれません
では、ギャンブルと投資はどのように違うのでしょうか。
3つの項目から投資とギャンブルの違いについて見ていきましょう。
投資は時間、ギャンブルはスピード感
投資は時間をかけておこなっていくことが基本です。一方で、ギャンブルはスピード感を持っておこなうことが特徴です。ギャンブルは増えるスピードが速い分、減るスピードも速いです。投資は時間をかけておこなうことが特徴で、一時の上がり下がりに一喜一憂するのではなく、中長期的な視点が大切です。いきなり増やそうとすると、その分リスクが伴うということですね。
投資はゆとり、ギャンブルは頑張る
投資は頑張ってやりません。あくまでゆとりを作りながらおこなっていくことが基本です。投資することに頑張ってはいけません。頑張ろうとしてしまうと、そこでリスクを取りにいってしまったり、自分の許容範囲外の行動を取ってしまう原因になります。あくまで、投資はゆとりを持っておこなうことが重要です。
投資は自制心、ギャンブルは欲
これは、投資をおこなう上でとても重要なことです。ギャンブルとは、もっとも違う点で、投資は自分の決めたルールや投資金額の範囲の枠を超えておこなってはいけません。ギャンブルは自分の欲や直感で行うことが多いのですが、投資は自分で決めたルールに則りおこなっていきます。
投資は、あくまで自分との勝負です。決めたことをルール通りに守れるかどうか、です。たとえば、1万円を毎月積み立てると決めた場合に、毎月のルールを守り進めていくと一定の金額が貯まります。一方で、気分で月に5,000円貯めたり、2万円ためたりしているとムラができます。ムラができると多くためたと思っていた月に、価値が落ちてしまったり、、、など損を伴うことになる可能性もあるのです。
あくまで、投資は自制心に基づいておこなうことで、しっかりとした利益を作ることに繋がるのです。
投資の魅力とは?
投資の魅力はズバリ!「投資は人生を豊か」にします。
このサイトでは、投資は運用のことを指してお話しておりますが、投資にはたとえば自己投資もあります。自己投資することは、自己成長や環境を変えることにつながりますね。それと同じように、投資をすることによって心にゆとりも作りますし、したいことができるようになります。運用することは人生を豊かにすることに繋がるのです。
投資することで、みんなで豊かになりましょう!
そして、運用することで実際に得られる利益は2種類あります。
1つは「キャピタルゲイン」、もう1つは「インカムゲイン」です。
「キャピタルゲイン」とは、投資した株や債券などが購入額より高く上がった場合、売却してその上がった分を利益にする方法です。例えば、100万円を株式に投資して、その株式が120万円に値上がりした場合に、売却すると20万円の利益を得ることができます。これがキャピタルゲインです。
もう1つが「インカムゲイン」です。これは、株式や債券などに投資して保有していることで得ることのできる利益のことをいいます。株式を所有していることで、分配金として企業会社から毎年1万円がもらえたりすること、などが例に挙げられます。これが「インカムゲイン」です。この2つのメリットをうまく組み合わせて、運用していきましょう。
初心者が失敗しないためのポイント
楽して儲かる話はない
投資を考える際に気をつけないといけないポイントとして、「楽をして儲けよう」と考えてはいけません。投資する際に楽をする=リスクを背負うことにも繋がってきます。手間暇を惜しんでおこなうことはできません。楽をしようとすれば、その分、支払う手数料が増えたり、どこかで制約がつくことをは忘れてはいけません。
投資商品のリスクとリターンなどの基礎知識を理解
投資商品には、その商品ごとにリスクとリターンがあります。まず、その商品ごとにリスクとリターンを把握することから始める必要があります。例えば、株式投資と不動産投資では負わなくてはいけないリスクとリターンは全く異なります。株式投資であれば、会社が倒産するリスクがありますが、逆に会社が成長すれば、その分のリターンを得ることもできます。
一方で、不動産投資には天災といったリスクがありますが、何もなければ家賃収入というリターンがあります。その商品の特性を理解して、自分にあった商品を見つけていきましょう。
大金は必要ない、少額から始めてみる
投資には、お金がかかりそう……といったイメージがありますが、そういうものばかりではではありません。最近では、本当に少額からスタートできる投資商品があります。例えば最近では、確定拠出年金やスマホアプリで投資できるトラノコ®️といったものなど様々な形で投資をおこなうことができるのです。ですので、まずはご自身にとって負担の少ない金額から投資してみるのはいかがでしょうか?
【出典】トラノコ®:(https://toranoko.com/)
投資は分散しておこなうこと
最後に投資をおこなう上で重要なポイントとして、分散しておこなうことが挙げられます。なぜ、分散することは必要なのでしょうか。椅子をイメージしてもらえれば分かるかと思いますが、椅子は足が1本では立てないですよね。また、足がぐらついていてもだめです。
3本、4本としっかり立っているから安定して座ることができます。運用も同じで、仮に1本に絞っていたとすると、そこに何かがあった時に支えてくれるものがなくなってしまいます。だから、分散することが重要なのです。投資のスタートには、分散することも意識して始めてみましょう。
4つの投資を学ぶ
初めての株式投資
株式投資って何?
株とは、将来が見込める企業会社の未来に投資することです。 株は、正式には【株式】といい、株式会社が投資家の方々からお金を集めた際に、お金と引き換えに発行する証書のことをいいます。
つまりは、企業会社に投資することによって、企業会社の運営に参加をするのです。企業会社も自社だけでは、お金を集めることは難しいので、投資してくれる人を探し、そのお金を使って企業会社を成長させていきます。そして、成長したら企業からお金が返ってくる仕組みです。
株式投資のメリット
(1)キャピタルゲインとインカムゲインを狙うことができる
株式投資は、企業会社に投資することによって利益を狙っていきますが、株価が上がった場合、買った値段よりも高く売ることによってキャピタルゲインを狙うことができます。また、配当金や株主優待と呼ばれる、株式を保有し続けることで得られるメリットもあります。配当金は企業会社の業績に連動して、一定の期間にもらうことができるものです(もらえない場合もあります)。
(2)インフレ対策として
企業が保有する財産や収益というものは、基本的にインフレ率に応じてアップしていきます。インフレが進むにしたがって、株価が上昇するのです。このため、預金や債券などの他金融商品よりもインフレに対する抵抗力が強いといわれています。
株式投資のリスク
(1)キャピタルロス(株価の値下がり)
株式は、運用の中でも値動きが大きい商品のひとつです。すなわち、企業会社がなくなってしまうと株式の価値はゼロ0になってしまいます。特に運用の中でもその点を考えると、比較的その他の商品よりもリスクがは高い商品といえるでしょう。企業の業績の悪化や倒産リスク、流動性リスクなどの要因から、株価の値下がり、いわゆるキャピタルロスが起こる可能性があるのです。
株式投資のポイント
まず、失敗しないために株式投資に関する情報収集は必須です。手間にはなりますが、情報収集することは必ずおこなわなければいけない重要ポイントです。なぜなら、株式の値動きは日によって変わりますし、市場全体の影響を受けます。
その状況を知っているのとことと知らないのとでは、利益を出す際に大きな差ができます。逆に言うと、投資対象の企業のことを勉強することで利益を出すことも可能ということです。株式投資の一歩目は情報を集めるところから始めてみましょう!
初めての投資信託
投資信託って何?
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとまとめにして、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用し、その成果として生じた利益を投資家たちに還元するという商品です。
投資信託のメリット
(1)プロにお任せ可能
投資信託の最大のメリットは、プロにお任せで運用がスタートできるという点です。特に株式投資などにおいては、自分でしっかりと情報収集をしてから運用をスタートしていく必要がありますが、投資信託ではファンドの運用成果や方針などが可視化されており、なおかつファンドマネージャーが運用を代わりにおこなってくれるので、手間をかけずにスタートが可能です。
(2)ワンコインからスタートできる
投資信託には、なんと100円から運用がスタートできる商品もあります。基本的には、1,000円や1万円くらいからスタートできる商品が多いですが、現在は電子決済であまった端数を運用に回すことができ、ワンコインからスタート可能です。運用初心者でも手軽に始めやすい商品のひとつですね。
投資信託のリスク
(1)お任せするのための手数料がかかる
投資信託は自分で運用を考える手間がないですが点、プロにお任せするための手数料がかかります。手数料には、購入手数料やから信託報酬と呼ばれるいる運用をお任せしていることに対する費用が)かかります。なので、株式投資をおこなって100万円利益を出すことができればその100万円が手元に入りますが、お任せしている分、投資信託は100万円の中から一部が手数料として取られることが特徴です。
(2)元本割れの可能性がある
投資信託は運用のプロに任せていますが、相場の状況によっては、利益がでるどころか逆にマイナスになってしまう場合があります。たとえば、10万円投資したのに、8万円や5万円になって返ってくることもあります。あくまで確実に決まった利益がでるわけではないのです。プロに任せるとはいえ、利益がマイナスになることはあるのでその点は注意が必要ですね。
投資信託の「ポイント」
(1)手数料が安い商品を選ぶこと
商品を選ぶ際には、手数料の安さを見ていくことも重要です。なぜなら、手数料が1%違うだけでも、長い期間間投資していると大きな差になってきます。投資を長期的な目線で見ていくためには、購入手数料、信託報酬はできるだけ(安く)低く設定している投資信託商品を選ぶことで、将来に残るお金を多くすることができます。
(2)投資方針はライフプランに合わせる
投資信託は株式投資と違い、ファンドが運用をおこなっているため年間の利回りや実績も公開されます。そのため、それを参考に考慮しながら運用をすることができるのです。どれくらいの期間でどの程度増やすことができるのかの目標を決めてその目標を達成するために自分が今いくら投資すべきか、どの資産に投資をするファンドを選択し、どのくらいのリスクでどのくらいのリターンを狙うのかを考えていきます。あくまで、状況を確認しながら投資することによって、より自分にあった投資ができるのではないでしょうか。
はじめてのFX
FXって何?
FXとは、正式名称は「外国為替証拠金取引(Foreign Exchange)」といい、「 外為(がいため)」とも呼ばれます。ドルやユーロなどの外国通貨(為替)を交換・売買することによって、その差が出た際に利益をが作ることができる投資方法です。
FXのメリット
(1)驚きの24時間取引が可能
土日を除き原則24時間、いつでもどこでも取引可能です。仮に日本がの祝日でも海外市場が開いていればいつでもどこでも取引が可能なのです。会社員の場合、株式投資では15時までの取引時間になかなか時間が取れない方でも、FXではタイムリーに取引ができます。
(2)レバレッジを活用することができる。
レバレッジを利用すれば、自己資本は少なくても大きな資本を動かすことができます。特にFXでは最大25倍までのレバレッジを活用することができ、1万円の投資額でも25万円まで投資したことにできるようなしくみがあります。今、自分がその金額をで持っていない場合でも投資がおこなえる点がポイントです。
FXのリスク
(1)保有しているだけで費用が発生する可能性あり
FXは、一般的に、金利の高い方の通貨を売って、金利の低い方の通貨を買った場合、「スワップポイント」の支払いが発生します(スワップポイントとは、2つの通貨の金利差のことをいう)。為替差損益ではプラスでも、「スワップポイント」の支払いでトータル収益がマイナスになることもありますので、通貨ペアのスワップポイントには注意が必要になります。
はじめての不動産投資
不動産投資って何?
不動産投資とは、家賃を支払う側ではなく受け取る側になり、家賃収入を得ることで資産形成をしていく投資です。また、実物資産なので、物件の価値が上がった場合に売却することで、キャピタルゲインも狙うことができます。
不動産投資のメリット
(1)家賃収入を受け取ることができる
基本的に不動産投資を始める場合、金融機関の不動産投資ローンを活用して不動産を所有します。家賃収入を得る一方でローンの返済があり、そのローンの返済が終われば家賃収入を得ることができます。一定の金額を定期的に受け取れることが特徴です。
(2)保障作りとしての保険をつけることができる
投資用ローンには、基本的に団体信用生命保険に加入することになります。これは、例えば不動産を所有している本人に万が一のことがあれば、活用しているローンの残債がゼロになるというものです。ゼロになれば、家賃収入がすぐに受け取れるようになることと、返済することなく物件を所有することができます。
不動産投資のリスク
(1)空室リスク
不動産投資最大のリスクは、空室リスクです。なぜならば、安定した家賃収入を得るためには借主がしっかりとついている必要があるからです。空室が続くと物件の資産価値も下がります。空室は、不動産投資最大のリスクだといえるのです。
(2)天災の影響を受ける
不動産はモノなので、地震や津波など天災にあうリスクがあります。1982年以降は、新耐震基準によって物件がつくられており、基本的には倒壊の可能性は低いのですが、考えられる要因の1つではあります。
不動産投資のポイント
(1)物件の立地選び
不動産は空室にならないようにするため、物件の立地をしっかりと見定める必要があります。特に、駅から徒歩10分を超える物件になると入居率は落ちていく傾向にあります。つまり、立地がいい物件を持つことで空室リスクを回避出来ると共に、利益を出しやすくなるのです。
(2)サポートの手厚い管理会社を選ぶこと
基本的に物件管理は管理会社に委託することになりますます。不動産管理会社はごまんとありますが、サポート体制が整っている会社にで任せると安心です。特に、物件管理が行き届いていない会社に依頼してしまうと、何かあった際に対処できなくなってしまったり、うまく運用が進められない可能性があります。物件のことだけではなく、管理会社選びも不動産投資をおこなう上で大事なポイントになってきます。
最後に
4つの運用商品を紹介してきましたが、皆さんに合う運用商品は見つかりましたか?もちろん、勉強することも重要なことの1つですが、一歩前に踏み出してみましょう。少額から始めることによって、徐々に投資に触れて慣れていきましょう。
高田