サラリーマンは、安定的に給与収入が入っているのが魅力ですが、その地位は100％保証されているものではありません。

強制的に解雇されるようなことがなくても、会社の業績が悪くなれば整理解雇の対象になる可能性もありますし、会社が倒産すれば職を失います。そのため、給料だけでなく、別の収入源を育てておくことが大切です。副業としての収入を得るためには、賃貸マンション経営がおススメです。

☆サラリーマンが購入しやすい投資用マンションとは

サラリーマンが副業をする場合、会社の副業規定に抵触しないようなものを選ぶことが重要です。その点、賃貸マンション経営は副業規定に抵触する可能性はほとんどないでしょう。また、サラリーマンの場合は、本業である会社の仕事をおろそかにすることができません。そのため、あまり自分の時間がとられない副業を選ぶことがポイントとなります。そう考えると、あまり手広く賃貸マンション経営をするのは難しいといえます。

マンションにはいろいろなタイプがありますが、ワンルームマンションを購入して賃貸マンション経営を行うのが、サラリーマンに向いているといえるでしょう。

ワンルームマンション一室を購入することで、金額は大きくないかもしれませんが安定収入が得られるようになります。管理も複雑ではないため、時間がとられる心配もあまりありません。

物件価格もアパートを一棟購入することと比較すればかなり少額で抑えることができます。

☆持ち家有りでも組める投資用住宅ローンの選び方

投資目的でワンルームマンションを購入する場合、比較的少額で済むといっても投資金額のすべてを自己資金で賄うのは難しいケースも多いでしょう。そうなると、ローンを活用する必要が生じます。

むしろ、借入金でレバレッジをかけて自己投資金額に対する利回りを上げるのが賃貸不動産経営では重要なポイントと言われていますので、積極的にローンを活用する方がいいでしょう。

 

すでに持ち家で住宅ローンを利用している人の場合、通常の住宅ローンを借りて投資用マンションを購入するのは難しいはずです。

住宅ローンの対象は、自分で住む家に限定していることが多いからです。

しかし、投資用不動産を対象としたアパートローンなどの選択肢が残されていますので、そのようなタイプのローンを活用するといいでしょう。

ワンルームマンションを購入する場合に使える賃貸不動産ローンは、大きく分けると2つのタイプがあります。

1.　担保を超える負担を求められるタイプ

2.　担保を超える負担がないタイプ

借入金利に差がありますので、金融機関や不動産業者のアドバイスなどを参考にしながら、自分に合ったローンのタイプを借りるといいでしょう。

☆物件選びは慎重に！自分で磨く投資用物件の目利き力

サラリーマンの副業規定や資金調達の問題がクリアになっても、賃貸不動産経営が成功するとは限りません。

どんな物件を選択するかによって事業の成否は変わってきます。

副業だとしても、投資した結果、損失が生じてしまうと本末転倒になってしまいます。どんな物件を購入するかについては慎重に検討する必要があるでしょう。しかし、この物件選びは「こうすれば成功する」というパターンは決まっていません。

もちろん、一般的なセオリーはありますが、不動産は一つひとつの物件が違います。そのため、ケースバイケースで判断が求められますので、経験を積むことも重要です。

一般的な物件選びのポイントは、利回りと立地です。

利回りが良く、立地も申し分ない物件はすぐ売れてしまいますが、信頼できる不動産業者の担当者を見つけて物件選びを手伝ってもらうのがおススメです。

担当者に自分の価値観と判断基準をしっかり伝えて動いてもらうことで効率的にいい物件を見つけられるようになるはずです。

そうやって経験を積み、自分なりの目利き力を磨くといいでしょう。

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