いざ気に入った物件があったとして、内見に行くことがあるかと思います。物件購入後に思わぬ見過ごしや、失敗に繋がらないようにしっかりとチェックしましょう。
実際に物件を見に行く際に、どういったところを見ればよいのかを紹介します。
外観のチェックポイント
まず、該当物件の中よりも周りの環境に目を向けましょう。具体的には、高圧電線、ごみ置き場、墓地などです。
一棟マンション等を購入する場合は、土地の境界にも注意しておくと無駄なトラブルにあわなくてすみます。後は、建物の向きや日当たり、ガス、上水道、下水道の確認です。
次に、駅から該当物件まで実際に歩いてみるのがいいでしょう。その間に、どんなお店があって使い勝手のいいお店があるかなど、生活するにあたって困らないような周辺環境であるかを確認するといいです。主に、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、郵便局、銀行、病院などです。
また、映画館や本屋、公園や図書館などもあると良さそうですね。今後、街が衰退しないかという部分では、住宅以外に学校やオフィスなどの数も把握しておくといいかもしれません。
内観のチェックポイント
内見する際にもいくつかチェックポイントがあります。
・音の響き具合
騒音問題の原因になる恐れがあるのでチェックしましょう。
あまりにもうるさい場合は、入退去の入れ替わりが激しい原因にもなります。
・共用部分の状態
共用部分である廊下や駐輪場などを確認して、
電灯がきれていないか、ごみが散らかっていないかなどの管理の部分に注意しましょう。
・給水と排水部分
キッチンやトイレなど、長く使われていないと支障がある場合があります。
水周りは生活をする際にも重要な部分ですので確認しておくといいです。
・扉や引き戸
スムーズに閉まらなかったりする場合には、
歪みなどが生じている可能性もあるのでチェックポイントの一つです。
・エアコンの換気口や室外機用の穴
エアコンを設置したい場合にこの穴がないと設置できません。
また、自分で穴を空けるとなると工事の必要が出てきてしまいます。
無駄な費用をかけないために、チェックしておきましょう。
・コンセントの場所、数
コンセントの場所も増やそうとした場合、簡単な工事では増やせないケースがあります。
最低限の数はついていると思いますが、
どこに何個くらいコンセントの数があるのかもみておくといいでしょう。
・洗濯機置き場
洗濯機の置き場所もポイントになります。
室内なのか室外なのか、洗濯機の置けるサイズはどのくらいまでかチェックしましょう。
内見する際、最低限の場所はチェックしておく
自分が住む住宅でも、投資用でも、基本的には自分が住みたいと思えるかがポイントです。住宅選びに関しては、客観的な見方よりも主観で見たほうが良いでしょう。
全ての条件を満たした物件というのは、なかなか出会えることはないと思いますが、内見する際は、最低限チェックするべきところは確認しておきましょう。
【記事筆者】
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