今後年金や退職金だけでは定年後の生活を支えていけないかもしれません。先行きの見えない人生だからこそ、万が一のことを考えて準備しておきたいものですよね。中には、マンション経営を検討している方もおられるでしょう。

儲かる秘訣や儲からない原因を知っておくことでローコスト&ハイリターンな生活を手に入れられるかもしれません。今回はマンション経営のノウハウについて100人の声をいただきました。

※1番多い回答「その他」を除く

場所はどこ?周辺の環境をチェック!

アンケートでは、「立地条件」が一位に輝きました。

・良い場所が確保できれば入居者も入居率も上がる気がするので。まずはお客様が付かないと話になりませんから。(40代/男性/パートアルバイト)

・いい場所でマンション経営すると安心できると思います。借りてがいるかどうかが重要なので。(40代/男性/会社員)

・収益性や回転率は9割以上が立地で決まるので、立地の不利な物件は選ばないから。(40代/男性/会社員)

なんと7割半の方が立地条件を重視しています。駅やバス停といった交通機関が最寄にある土地は人気も価値も高いため見逃せないポイントです。また、治安の良さや近隣のお店に恵まれた場所であれば希望者が殺到するかもしれません。

安全性はどう?危険に巻き込まれないために

アンケート二位に選ばれたのは「セキュリティ仕様」です。

・セキュリティが万全の物件は一人暮らしの人も入居しやすく人気が出るので儲かる決め手になると思います。(20代/男性/学生)

・著名人や女性、子どもがいる場合、セキュリティがしっかりしているという点も、マンション選びの上で重要視されるポイントであると考えられる。(20代/男性/学生)

・セキュリティのしっかりしたマンションなら、単価が高くても買い手がつきやすいと思う。比較的、富裕層を取り込みやすい。(50代/男性/会社員)

家族の命や財産を危険から守るためにダブルロックや防犯センサーを導入している物件も目立ちます。一人暮らしの高齢者や親の帰りを待つ子供も安心して暮らせますよね。泥棒の侵入を許せば物件の評判だって落ちてしまうかもしれません。

理想の入居者は?ターゲットを見極める

アンケート三位には「世帯別のマンション選定」がランクイン。

・どの選択肢も十分にありうるものだとは思いますが、やはりどの年齢層をターゲットにするかが一番肝要だと考えます。(40代/男性/会社員)

・他の要因も軽視はできませんが、ターゲットの明確な選定がなければ儲けにはつながらないと思いますので。(40代/男性/パートアルバイト)

・最初に誰に入居してもらうかを考えてからマンション経営を決めておくべきことだと思います。マンションだとアパートほど住人の流動性は無いですから、一度にごっそり捕まえてしまえばそうそう離れないからです。(30代/男性/自由業・フリーランス)

入居者の年齢や家族構成によってお部屋の評価は変わります。シングル、夫婦二人住まい、子供のいるファミリー、高齢者を抱えたファミリー。世の中には様々な世帯があります。どのパターンをターゲットにするかも重要なポイントです。

資金のサポートは?条件もしっかりと確認を

アンケート四位は「融資条件」、そして「住空間の仕様」が五位という結果になりました。

・融資条件によっては月々の支払い金額が変わる、支払いが少なければ、その分、家賃も下げることが出来るでしょう。(40代/男性/会社員)

・やはり世の中には融資を受けたい方がおおく、その利息で儲けが出ると思うから。(20代/男性/学生)

・アパートと比較して長く住む場合が多いと思いますので、居住空間がどのような物かが決め手になると思います。(40代/男性/会社員)

マンションを経営していく上で活用したい融資。条件が良心的であれば、住民にかかる費用を抑えることができるかもしれません。家賃が安くなれば希望者の数も上がるでしょう。ほかにも、お部屋の使いやすさや日当たりなど内部構造に言及する方もいました。

入居者が長く暮らしたいと思うマンションに!

アンケートでは立地の良さが大部分を占めましたね。都市部や交通の便に恵まれたエリアには多くの人々が集まりやすい傾向にあります。多くの人の目に触れる便利な場所なら、いつまでも空き室が続くといった心配とも無縁だと言えるでしょう。

ほかに、セキュリティの高さも非常に有利なポイントとなっていました。防犯に特化したお部屋に期待する声は大きいですよね。また、お部屋の面積や間取りも入居状況を左右します。

集まった意見から読み取れる「儲かるマンション」とは入居者が安心して暮らせる場所と言っても過言ではないでしょう。あなたも将来を見据え、アンケートを参考に素晴らしいマンションを手に入れては如何でしょう。

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】男性 【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49 50 – 59 60
■調査期間:2016年03月10日~2016年03月24日
■有効回答数:100