不動産投資は利回りを基に進められるものです。ただ、表面的な利回りの高さに踊らされるのではなく、空室などのリスク要因を考えながら総合的に突き詰めていくことが不動産投資に不可欠な心構えとなります。高い利回りの不動産というのはどのような特徴があって、またどんなところに気を付けていけば良いのでしょうか。不動産投資の利回りについて知識を深め、高い収益の見込める不動産探しができるようになりましょう。

☆こんな物件は利回りが高い!狙い目物件の目利きを養おう

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不動産投資を考えるとき、まずはどれほどの利回りが期待できるかを参考にするものです。

利回りとは、その不動産が満室になったと仮定したときに得られる収益を物件の購入価格で割った数値のことであり、値が大きいほど高い収益性を見込める物件になります。

不動産投資を検討する際は、必ずこうした利回りの計算が不可欠となり、高い利回りを見込める物件を狙っていくのが基本です。

しかし利回りと一口に言っても、その数字が絶対的に信頼できるかというとそういうわけでもありません。

というのも、利回りというのは基本的にその物件が満室であることを想定して計算されているからです。
つまり、もし空室が発生してしまうと、想定通りの利回りで運営が回っていかないことも考えられるため、利回りの数値を絶対的に信用しないという姿勢が大事なのです。

狙い目物件というのは、必ずしも高い利回りの数値が算出できる不動産ではなく、たとえ利回りが計算上は低かったとしても、より空室リスクの低い賃貸需要のあるエリアに立地している不動産ことを言います。不動産投資を考えるなら、空室リスクということを頭に入れて狙いを定めるようにすると良いでしょう。

☆利回りの高い物件を探すならココをチェック

利回りの高い物件を探すとき、どういうところに気を付けておくと良いのでしょうか。まず投資のための物件探しをする際は、自分の目の届く範囲内で探していくということが基本となります。

もちろん、地方都市に比べれば大都市圏の不動産の方が利回りの高い物件が多く集まり、自分とは縁もゆかりもない土地の不動産を探す人も少なくありません。

しかし土地勘のないエリアの不動産では、目に見えない要素をうかがい知ることができないという欠点があります。

不動産にはさまざまなリスク要因があります。

不動産の利回りというのは、そのエリアの開発の状況人々の流れ、はたまた街全体の変化などに大きく影響を受けます。

土地勘があって、自分の住んでいる地域と身近なエリアであれば、そうした状況をすぐに知ることができ、高利回りの物件をより探しやすくなるのです。また、不動産の換金性をチェックすることも忘れないようにしましょう。不動産投資はある程度長期的な視野で進めていくものですが、突然お金が入用になるということも考えられます。

換金性の高い物件であれば、そうした状況にも柔軟に対応できますし、流動性の低さという不動産最大のリスク要因を解消することにも役立ちます。高利回りの物件を探すなら、こうしたチェックポイントを忘れずに確認するようにしましょう。

☆穴場物件を活用して利回り向上を狙おう!

たとえ現状では利回りが低い物件でも、将来的には利回りの向上が狙えるエリアというものがあります。

不動産投資を考える際、家賃相場や物件の築年数などを参考にする人は少なくありません。

家賃相場が高いエリアであれば、周辺から人気の高いエリアであることの証明にもなるため、高利回りの物件を探しやすいかもしれません。しかしそうした家賃相場の高いエリアの不動産は、どうしても購入代金も高めであるため、手を付けるのも難しいものです。

そこで狙い目なのが、穴場物件です。

穴場物件というのは、必ずしも家賃相場や築年数の条件が良いわけではないものの、将来的には人気が出そうな要因がある物件のことを言います。

たとえば、近い将来そのエリアの周辺で都市開発の予定があるエリアの物件は、家賃相場がそれほど高くない物件でも将来的には利回りの劇的な向上が見込めます。その上、家賃相場などの条件が現状ではそれほど良いわけではないため、購入するのにそれほど資金力が必要ではなく、将来的に見て高い利回りが期待できる物件なのです。

このような穴場物件を活用することで、高い利回りの物件を容易く手に入れることも不可能ではありません。

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