住宅用の不動産投資に興味があるけれど、どのような物件を扱えば儲かるのかわからない人も多いことでしょう。地域の環境などにも左右されるのでどちらがより投資対象として優れているかはケースバイケースですが、アパートとマンション経営では、どちらがより儲けられる可能性が高いか気になりませんか。そこで今回は、儲かる確率が高いのはアパートかマンションか、アンケート調査をしてきました!

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※一番多い回答「その他」を除く

長期的に安定しているのがマンション経営の強み

全体のちょうど6割の人が、マンション経営を選びました。

・マンションというと家賃も高い分セキュリティや災害に対する構造等がアパートよりもしっかりしているという印象があり、入居者としても安心なのでマンション経営の方がアパート経営に比べて安定して収入が得られ相対的にも儲かると思います。(20代/女性/学生)

・マンションの方が単価が高く、客層的にも儲かりそうな印象があるから。(20代/女性/学生)

・初期投資は掛かると思いますが、長い目で見るとマンションは家族持ちやある程度の収入を持った住人が借りてくれる思うので 家賃の取り損ないが少ないと思います。(50代/男性/自由業・フリーランス)

・マンションのほうが、居住年数も長く、家賃単価も高いと思うからです。(20代/女性/専業主婦)

・マンションのほうが維持費がかからないような気がする。家賃も安定してる。(50代/女性/専業主婦)

マンション経営を推した人の回答からは、マンションの方がアパートに比べて初期投資が多くかかるものの、家賃不払いのリスクや入居者の入れ替わりが早いというリスクが少なそうといった意見が読み取れます。これらのリスクが頻繁に発生すると経営に大きな打撃を与えるので、少しでもリスクが少なく抑えられるマンションの方が、長い目で見て利益を出せると考えていることがうかがえます。

空室リスクの少なさはアパート経営?

4割の人に支持されたアパート経営に対する意見はこのようになりました。
・マンションの方が設備等やセキュリティに資金を使う必要が多そうだし 地方だと安いアパートの方が需要が多いと思います。 またアパートの方が建築もマンションよりは簡単なので数も多く建てられる と思います。(50代/女性/会社員)
・アパート経営のほうがマンション経営に比べると始めるときにお金がかからないように思いますし、住む方も多く、退去されてからもすぐに次の方が見つかりそうなので、安定して儲かるような気がします。(20代/女性/契約派遣社員)
・アパート経営は投資額は大きいですが建物一棟を所有するので、リターンも大きいからです。マンション経営の場合は一部屋を貸し出すので、もしその一部屋が空いてしまうと利益が一切なくなってしまうからです。(20代/女性/専業主婦)
・気軽に借りられて、学生からマイホーム購入前の方々と利用者が多い気がします。(30代/女性/自由業・フリーランス)

マンション経営の方が儲かるとした意見の中でも聞かれました。

アパート経営では初期投資の額が少なく済むのがメリットという声が多く寄せられました。家賃が手頃な分退去者が出てもすぐに入居者が見つかる可能性が高いという回答も散見され、空室のリスクはマンション経営よりも少ないのではないかと考えていることがわかります。

利回りの高さにはいろいろな考え方も!不動産投資会社に相談を

アンケートの結果、アパート経営の条件として「利回りの高さ」が最も重要だと思わない人のほうが少し多いことがわかりました。利回りが高いに越したことはありませんが、長期的視点に立った上で安定収入を望む傾向が見て取れるようです。

その一方で、利回りが高いことが投資額(物件価格)の早期回収につながるメリットがうかがえました。「利回りの高さ」に関してはいろいろな考え方がありますが、アパート経営を始めるときは、順調な経営の条件なども含めて不動産投資会社に相談することをおすすめします。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年09月14日~2016年09月28日
■有効回答数:100サンプル