どんな分野の勧誘でも、興味のないものや興味があったとしてもしつこいものには関わりたくはないものですよね。しかし、勧誘のプロの口はうまいのであしらうことができず、ずるずると購入の手続きを踏んでしまうこともあるかもしれません。特に不動産などの大きな買い物のときは注意をしなければならないでしょう。そこで、マンション経営の電話勧誘がきたとして、上手な断り方にはどのようなものがあるか、アンケート調査を実施しました!
迷惑勧誘は短い時間で断るのが肝心
全体の3割5分の人が、興味がないと言う断り方を有効的と考えている結果となりました。
・不動産取引に関する知識や必要な資金は学習や貯金で賄える一方で、興味が無いのは変えようがないため。(30代/男性/会社員)
・お金や時間を言い訳にすると隙を与えてしまうので、興味がないと言えば追及して来ない(20代/女性/パートアルバイト)
・株、投資信託等、別の投資をしているのでマンション投資には興味がない。 興味がでたら自分で探すといえば大体の勧誘は来なくなりました。(30代/男性/会社員)
・やっぱり一番はハッキリと自分の気持ちを伝えることがいいと思いますし、時間が延びれば相手も押してくるので興味がないとハッキリといいます。(20代/女性/無職)
興味がないと伝える方法を選んだ人の多くは、短期決戦に持ち込むことが大切だと考えているようで、はっきりと手短に伝えることで効果的に断れるようです。
お金などの私的な話になってしまうと長引くため、興味がないと伝えることで相手も引き際が良くなるのかもしれません。
お金の余裕がないと言うのは迷惑勧誘撃退術として有効的
興味がないにあと一歩及ばなかった、お金がないと断る人の意見はこのようになりました。
・実際例ですが、年収(ウソですが)と娘の学費(これもウソ)を教えて、生活が一杯いっぱいだとアピールしたら、電話がかかってこなくなりました。(50代/男性/無職)
・そもそも投資資金がない人には、勧誘の仕様がないと思う。勧誘する側からしても対象外だと思う。(30代/女性/その他専門職)
・金銭的余裕がないと伝えることで、勧誘しても時間の無駄と思わせることができるから。(30代/女性/会社員)
嘘をついてでもお金がないとアピールすることで、相手に勧誘の気持ちを失わせることができるようです。投資はお金に余裕がない人にはできないものなので、経済的な余裕のなさを示すことで、次からの勧誘も断ち切ることが可能だとわかります。
最も短い時間で断るには電話をすぐに切ること
無言で電話を切るという人は、このように考えているようです。
・話を聞いてしまうと、スキを与えることになって、だらだらと勧誘が続くから。(50代/女性/専業主婦)
・色々話し始めると、言葉巧みに言い寄ってくるので、話さないのが一番だと思っています。(20代/女性/学生)
超短期決戦とも言える無言で電話を切る方法は、興味がないと伝える人と同じく、話しこまないことが第一だと考えているようです。言葉巧みなプロ勧誘員にはなかなか断れないと自覚している人は、
電話を受け取ったらすぐに切ることでリスクを回避できるのかもしれません。
勧誘員に嫌われた方が勝ち?犯罪と指摘することで相手を撃退
最後に、7票を獲得した「特定商取引法違反だと言う」派と、6票を得た「時間がないと言う」派の回答を見ましょう。
・余裕がないとか時間が無いとか興味が無いとかいう程度では、向こうは全然諦める事は無い。「厄介な奴だ」と思わせるのが一番確実。(30代/女性/専業主婦)
・しつこい業者だと時間がないとか興味がない、資金がないという理由で断ってもまた電話をかけてくるから。(50代/女性/専業主婦)
・実際、勧誘があるときは忙しい時が多いので、時間がないと言って断ります。(40代/男性/その他専門職)
さまざまな言い訳をしても食い下がってくる勧誘員もいるようで、
関わりたくないと思わせることが最も効果的と考えている人も少なからずいるようです。
これ以上の勧誘を受けないためにも有効的なのかもしれません。
勧誘業者が働いている時間は多くの人も働いているので、時間がないと言う断り方はリアリティがあるようです。
情を持たずに短い時間でハッキリと拒絶の意志を伝えよう
今回のアンケートで、断り方にはさまざまなものがあることが明らかになりましたね。
自分の性格や環境に合わせて使い分けると良いでしょう。
多くの人が考える効果的な断り方とは、次も電話で勧誘されないようにするということでした。
また、長く話をしてしまうとなかなか幕を引くことができなくなるという指摘も多く、まとめると、電話がかかってきたら相手にせずバッサリと断ることが大切ということでした。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年05月10日~2016年05月24日
■有効回答数:100
【記事筆者】
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