金融商品を選ぶときには、商品にまつわる様々なデータや数字を見て選ぶ人は多いでしょう。その金融商品の市場動向を知ることは、興味ある銘柄が将来的に成長を見込めるかどうかをジャッジするための重要な判断材料になります。特に、インカムゲインを重視するJ-REITに投資するなら中長期的な視野を持つことは安定した収益を得る上で非常に重要です。そこで、J-REITの利回りに関する今後の展望を世間の皆様に聞いてみました。

※一番多い回答「その他」を除く

オリンピック景気にあやかって!

一方、「下がっている」と答えた人の意見は以下の通りです。
・オリンピック前が高値だと考えています。従って、下がっている可能性が高いと思います。(50代/男性/無職)

・東京オリンピックバブルが落ち着き、不動産価格の下落が始まっていると思うので。(30代/女性/士業(弁護士・会計士など))

・人口減少時代で、不動産市場は冷えてくるだろうと思うからです。(40代/女性/無職)

こちらを選んだ人はオリンピック景気がそこまで長続きしないと考えている人が多いようです。オリンピック前に高騰しても、オリンピックが過ぎてしまえばそれ以外にポジティブに考えられる要素がないということなのでしょう。確かに、アベノミクスによる経済効果が出ているとはいわれても生活には大きな変化は感じづらいですし、東日本大震災のような不測の事態が起こることもありえます。4年後という近い将来に対し、あまり期待していないという人がいてもおかしくはないですよね。

良くなる要素が…見当たらない?

一方、「下がっている」と答えた人の意見は以下の通りです。
・オリンピック前が高値だと考えています。従って、下がっている可能性が高いと思います。(50代/男性/無職)

・東京オリンピックバブルが落ち着き、不動産価格の下落が始まっていると思うので。(30代/女性/士業(弁護士・会計士など))

・人口減少時代で、不動産市場は冷えてくるだろうと思うからです。(40代/女性/無職)

こちらを選んだ人はオリンピック景気がそこまで長続きしないと考えている人が多いようです。

オリンピック前に高騰しても、オリンピックが過ぎてしまえばそれ以外にポジティブに考えられる要素がないということなのでしょう。

確かに、アベノミクスによる経済効果が出ているとはいわれても生活には大きな変化は感じづらいですし、東日本大震災のような不測の事態が起こることもありえます。4年後という近い将来に対し、あまり期待していないという人がいてもおかしくはないですよね。

オリンピックも善し悪し?人それぞれの捉え方

4年後のreit平均分配金利回りに関する今回の調査では、答えが2つに割れる結果となりました。いずれの回答にも東京オリンピックによる経済効果に対する言及が多く、前向きな考えそうでない考えとが混在していました。

オリンピック開催都市のすべてが必ずしも継続的に発展していったわけではありませんから、ネガティブなイメージを抱いてしまう人がいるのかもしれません。一方、公共事業の増加や観光によって経済が活性化している様子も想像に難くありませんから、個々人の考え方の違いが今回の結果を生んだと言えるのではないでしょうか。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年08月18日~2016年09月01日
■有効回答数:100サンプル