マンションはアパートよりも高価ですが、建物自体がしっかりしているので耐用年数が高いという特徴があります。しかし、どんなにリスクを回避する努力をしても、不動産経営には少なからずリスクはあります。そこで、マンション経営をするなら、リスクもリターンも低い方が良いか、それとも高いものに挑戦したいか、アンケートで聞いてみました!

※1番多い「その他」の回答を除く

投資で博打をしたくない人が多い

9割以上の圧倒的支持を得たのは、ローリスクローリターンのマンション投資でした。

・ハイリスクハイリターンだと博打になってしまうので、ローリスクローリターンの方がいいです。(30代/男性/自営業(個人事業主))

・マンション経営自体が、空室が出た場合の収入減や、修繕や維持費にお金がかかるなど、不安定な投資だと思っているので、できるだけリスクを回避できる堅実な方法をとりたいから。(40代/女性/その他専門職)

・安定した収入を得るために、リターンが低くても長く続けられるものがいいから(40代/男性/会社員)

寄せられた意見からは、マンション経営は細く長く続けていった方が良いと考えている人が多いことが明らかになりました。本業としてではなく、副業としてもできる不動産投資に大きなリスクは取りたくないことがうかがえます。また、リスクが低いと博打的要素が少ないので安心感があることも支持された理由のひとつといえます。

リスクが高くなっても高いリターンを得たいという本音

ハイリスクだけれどリターンも多くとりたいという人の意見も見ていきましょう。
・ハイリスクは少しこわいですけど、ハイリターンを期待したいです。(40代/女性/パートアルバイト)

・不動産投資をするなら大きなリターンを得たいので、ハイリスクハイリターンを選びたいですね(30代/男性/会社員)

さまざまな意見が寄せられましたが、こちらを選んだ人の回答ではマンション経営で大きなリターンを得たいという声が多く、高いリスクに危機感はあるものの、できるなら大きなリターンを得たいという多くの人の本音を垣間見ることができます。

マンション経営はコツコツ型の亀タイプにぴったり?

ローリスクローリターンのマンション経営が、ハイリスクハイリターンに大きな差をつけて支持されましたが、マンションを運営する時は堅実にコツコツと行った方が末長く続けていけると考える人が多い結果となりました。

マンション経営には空室リスクが付いてまわるので、たとえ家賃収入が低くなったとしても大きな損失を生まないことが経営を続けていく際には大切といえるでしょう。マンション経営はあくまで経営でありギャンプルではないので、無理な投資ならば控えた方が良いのかもしれません。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年06月20日~2016年07月04日
■有効回答数:100サンプル