アパートがいいのかそれともマンションか、一棟管理かそれともワンルーム?・・・と、不動産投資を始めようと思うと悩みがいろいろと出てきますよね。中にはいっそプロに任せてしまえ!とリート(不動産投資信託)を考える人もいるかもしれません。しかしリートにも国内リートと海外リートがあり、何を選んでいいのやら・・・と心配になってしまうことでしょう。そこで今回は、国内・海外リートのそれぞれの今後の見通しについてアンケート調査をしてみました。

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※一番多い回答「その他」を除く

世界は広いから!希望の光はドコかにある

海外」と答えた人が僅かに多い結果となりました。
・日本の不動産はこれから上がるようには思えないし、海外の人口が増えてる国なら見通しが明るいと思う。(40代/男性/会社員)

・少なくとも海外新興国では年々物価が上がっていて、その分値上がりすると思う。(40代/男性/会社員)

・物価の高い地域は難しいが、まだ物価が安い海外では、今後の価値は高くなると思います。(40代/男性/自由業・フリーランス)

経済発展の著しい新興国ならば、という意見が多く挙がりました。

確かに「海外」と一括りにしても、その中には先進国と呼ばれる国もあればまだまだ発展途上の国もあります。

今の日本のように経済の先行きが不安だと思う国もあればその逆の国もありますから、よくよく考えて投資先を選べば明るい未来が待っているのでは、と考える人が多いのかもしれません。

これからの景気回復に期待大!?

一方、国内リートの方が希望が持てると答えた人もいました。

・今オリンピックなどや海外などからの観光客が多くなっているので魅力的です(30代/女性/契約派遣社員)

・4年後に日本でオリンピックがあるので、国内リート投信のほうが見通しが明るいと思います。(30代/女性/無職)

・海外よりも国内の方が状況が見えやすいため、安心感があると思う。(30代/男性/会社員)

近年外国人観光客が増えていること、そして2020年のオリンピックの開催を踏まえてポジティブな意見を持つ人が多いようです。確かに国内の景気が上向きになってくれれば不動産にも期待が持てますよね。また国内の方が海外に比べいろいろな情報をすぐに手に入れることができるというのも理由に挙げられました。

「万が一」のときにも行動が起こしやすいので安心だと思う人が多いのかもしれません。

どちらも魅力的だけど・・・?!

今回の調査では国内リートよりも海外リートに期待感を寄せる人が多いことがわかりました。

先進国に追いつけ追い越せと奮闘している新興国の中には、これから経済が大きく変わることが予想される国もあります。もちろん反対に経済が低迷してしまっている国もありますが、投資先をしっかり選べば海外の方が魅力だと感じる人がいてもおかしくはないですよね。一方国内リートに未来を感じるという人も半数近くおり、決して少数派ではありませんでした。いずれにせよ、信頼できる情報を基にしっかりと自分自身でリスクマネジメントすることが重要だと言えそうですね。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年06月20日~2016年07月04日
■有効回答数:100サンプル