不動産投資を始めたいと考えている人に質問です。なぜ不動産投資をしようと思いましたか?毎月安定した収益を求める人も少なくないでしょうし、目標は家賃収入で生活、会社を辞めてセミリタイヤしたいという場合もあるでしょう。不動産投資は投資です。最初の一歩でやり方を間違えてしまうと、「こんなはずではなかった」ということになりかねません。しかし、株などの金融商品と違うところは現物投資であり、長期間運営を続けていく中で、自分の工夫次第では投資結果をある程度変えることが可能な投資方法だということです。「始めてみたいけれど不安もある」と思う人も、不動産投資の将来性について考えてみましょう。

☆損をするかもしれないというリスク!不動産投資はギャンブル?

不動産投資はギャンブルなのでしょうか。

将来の投資結果をギャンブルにするもしないも、自分のやり方次第で変わってきます。初めて不動産投資をするときには、不安な気持ちになることもあるでしょう。なぜなら物件選びを失敗してしまい、損をする可能性もあるからです。

まず、自分が不動産投資をする上で不安になる要素は何なのかということを考えてみるとよいでしょう。

その結果、損をするのが怖い、と思ったら損をしない物件を探すことです。立地には自信があるけれど、入居者がいなかったらどうしよう、という不安があれば満室にするための工夫を惜しまないことです。不動産投資は継続することで安定した収益が見込める投資方法であり、ある程度の期間運営する必要があります。これらの地道な勉強を怠ってしまうと、人によっては「不動産投資はギャンブル」になってしまいます。

☆先が見えない不安?どんな心構えで投資すればいいの?

不動産投資は「物件購入」、「運営して安定した家賃収入を得る」、「その中から修繕などの経費や税金を支払う」、「物件を売却する」、このサイクルを完了した結果最終収益が確定します。そのため、時には空室期間が長引いて月々の収支が赤字になることもあるでしょう。予想しなかった高額な修繕費用がかかることもあります。

事故なども稀に発生するために常にリスク管理は欠かせません。初めて購入した投資物件の場合、その物件を売却し、利益を確定するまでに今までに経験したことのない色々なことが起こるものです。それらのことを想像しただけで、先が見えないと不安に思う人もいるのではないでしょうか。確かに色々なことが起こりますので、不安になるのは自然なことなのですが、問題が発生したらその都度解決していくという姿勢が大切です。誰でも初めは初心者です。

経験豊富な不動産投資家も、初めて経験した問題に対処し続けて現在の姿があるのです。問題を解決するたびに自分の経験やスキルが上がるという前向きな気持ち、さらに楽しむという気持ちで取り組む姿勢は投資をする上でとても重要なのです。

☆ローンを組みたくない!?融資後に対する不安

住宅ローンには抵抗がないけれど、不動産投資となるとローンはちょっと…と考える人もいるのではないでしょうか。融資に関する考え方は人それぞれです。不動産投資をする上で規模を急激に拡大するために融資を受けることが最も大切、自分の融資可能枠いっぱいに融資を受けることが正しいと考える人もいます。

しかし、不動産投資に必ず融資が必要かというと、実はそうではありません。ローンを組みたくない、借金は不安だ、と考える人も不動産投資は可能なのです。自分が支払える現金で購入可能な小さな物件から始めて、経験を積んでから本格的に融資を受けて不動産投資を始める、という方法もあります。もし、ローンに抵抗があり、それが不動産投資を始める上で最大の不安要素となっているのであれば、ローンを組まないで始められる物件を探してみる、という方法を検討されるとよいでしょう。