元から土地を所有しているわけではなくても始められるマンション経営。参入への敷居が低くなっている現代だからこそ、マンション経営による資産運用の勧誘が目立ちますよね。同時に、悪質な業者による勧誘詐欺も蔓延しています。このような詐欺の被害に遭わないためにはどのような対策をするのが最善なのでしょうか。有効的な手段を探るため、勧誘詐欺への対処法についてアンケートを取ってみました。

おいしい儲け話には裏がある!?疑ってかかるべき?人気!

さまざまな回答がありましたが、

そもそも誘いに乗らないようにすることが大切だと答えている方が多くなっていました。
・まずは誘い話に乗らない事が大切だと思います。利益が出るなら人に教えないと思うので美味しい話には乗らないのが一番です。(30代/女性/専業主婦)

・基本的に電話での勧誘にはのらない事です。特に非通知や携帯で電話してくる様な業者は最初から相手にしない方が賢明です。(40代/男性/会社員)

・相手が信用できる会社なのか調べる。 常に疑問を持って会話をする。全て鵜呑みにしない。(30代/女性/専業主婦)

・マンション経営に興味がなければ、初めから勧誘に耳を貸すこともないだろうから、まず自分でマンション経営について勉強すること。 そしてしつこくされてもノ-と言い続けること。(50代/女性/会社員)

・信頼できる家族や友人に相談するという方法が詐欺にあわないための有効な方法だと思います。(20代/女性/会社員)

おいしいと思えるような儲け話には疑いを持ち、警戒するのが重要なようですね。少しでも怪しいと思ったなら、その話には一切乗らないように心掛ける必要があるのかもしれません。会社の情報を伝えずにしつこく勧誘してくるような相手は特に警戒を強めるべきだということが回答からは伺えます。

また、会社について詳しく調べてみるというのも有効的な手段のようです。調べた情報から信用できる会社かどうかを判断できれば、詐欺被害に遭う事態は十分に避けられると考えられますね。

最初から勧誘に乗る気がないのであれば、はっきりと断る姿勢も大切だと答えている方も目立っていました。

詐欺被害の回避だけではなく、優柔不断な態度を見せることで勧誘に拍車がかかる事態を避けるためには欠かせない対策なのかもしれません。さらに、怪しいかどうかを客観的に判断してもらうためなのか、家族や友人に相談してみるという回答も複数ありました。

信用できるまで徹底を!状況に合わせた対処がベスト?

マンション経営の詐欺被害に遭わないための具体的な対処法は数多くありましたが、全体を通して見る限り、まず疑わしいと思った勧誘は相手にしないことが対策の基本だと言えそうですね。信頼できる会社かどうかを知りたい場合には、詳しく調べる方も多いことがわかりました。

勧誘に乗ろうと考えているのなら、その前に信用できると確信できるまで対策を徹底したほうがよさそうです。勧誘と一口に言っても、明らかに怪しい場合もあれば、本当かどうかわからない、一見信用できそうなものの不安があるなど、ケースはさまざまだと考えられます。それぞれの状況に合わせた適切な対処をするのが、詐欺に遭わずに済むベストな方法かもしれませんね。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年06月20日~2016年07月04日
■有効回答数:100サンプル