不動産投資の一つとして「アパート経営」が注目されています。アパートの経営の大きなメリットは安定した家賃収入が期待できることです。そのためには高い入居率の確保が条件になり、集客力アップのためには快適空間づくりなどの経費も掛かってきますね。このようなことから、アパート経営を躊躇する人もいるかもしれません。そこで、アパート経営に必要な経費を少なく抑えられるのなら経営してみたいかどうかについて、男女100人を対象にアンケートを取ってみました。
※一番多い回答「その他」を除く
経営してみたい人が少し多い!不労収入が期待できるメリットも
アンケートの結果、「経費が少ないならやってみたい」と答えた人が少し多いことがわかりました。
・アパート経営だと極端に言えば、自分が死ぬまで出来るし、ある程度の収入が入ってきそうだから。(30代/女性/会社員)
・経費は出来る限り少ないほうがいいのは投資や商売の鉄則だから。(30代/男性/会社員)
・経費がかからなければそれだけリターンが望めるのでやってみたいです。(30代/男性/会社員)
・経費が少ないってことは儲かること?であれば経営やってみたいと思います。(60代/男性/自営業(個人事業主))
・少なくなるほど良いと思うから。 だが、経営はどうしたらうまくいくかを吟味しなければならないと思う。(10代/女性/学生)
55人の男女は、アパート経営に前向きのようです。経営がうまくいくと一生涯収入が期待できますよね。アパート経営に限らず、経費を抑えることがビジネスの基本という考え方にも頷けます。経費が掛からない分だけ収益に反映できるとの声や、儲けにつながるとの意見も寄せられました。そのためには、経営のノウハウをしっかり学ぶこともポイントになるかもしれませんね。アパート経営には不労収入が得られるメリットもあるだけに、経費を抑えて収益につなげたい想いが伝わってくるようです。また、老若男女問わず関心を寄せていることもわかる結果となりました。
経営に積極的でない人からは入居者への対応などの課題も
アンケートの結果、「経費が少なくてもやらない」と答えた人が幾分少ないことがわかりました。
・儲かるイメージがないから。元手が小さいのに儲かるという都合のいい話はそうそう転がっていないと思うから。(20代/女性/パートアルバイト)
・経費が少なかったとしても、空き室等のリスク要因をどうしても考慮してしまいがちなので。(30代/男性/自営業(個人事業主))
・アパート経営は空室がでるかどうかで決まる。確実な入居者が確保できるかが経営のポイント。入居対象をよく考えて、入居者のニーズにあった立地条件、建物の外観等を加味してから経営を判断したい(60代/男性/自営業(個人事業主))
・知らない人に貸して住んでもらうのが商売なのでお金以外の不安が大きいです。経費が掛からなくてもあれやこれやで結局かかってしまいそう。(30代/女性/専業主婦)
45人の男女は、アパート経営には積極的ではないようです。
経営規模が小さいと収益も少ないとの声や、空き室のリスクが課題になるとの意見も寄せられています。立地条件や建物が入居者のニーズに合うことも大切ですよね。入居者とのトラブルなど経費以外がネックになり、アパート経営に踏み切れない気持ちもわかる結果となりました。このように、アパート経営をするためには、入居者個々の要望に応えることや入居者同士のトラブルの仲介など、いろいろな課題があるのかもしれませんね。
アパート経営に前向きな人がやや多い!管理会社に委託する方法も
アンケートの結果、必要経費が少ないのならアパート経営をしてみたい人が55人になり、過半数を占めることがわかりました。アパート経営による安定収入を期待する意見が多いようです。もちろん、経営には慎重な考え方もうかがえます。
一方、アパート経営に消極的な人からは、入居者からのクレーム対応など、必要経費や収益などお金以外の問題を心配する声が寄せられました。アパート経営を行うために管理会社に委託する方法もあり、副業として始められるなどのメリットもあります。そのため管理会社のサービス内容などについて情報収集をしてはいかがでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年07月26日~2016年08月09日
■有効回答数:100サンプル
【記事筆者】
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